動画エフェクトの種類を徹底解説！

“スマホで動画を撮影した場合、動画編集をすることもあるでしょう。動画編集の際には、エフェクトを追加することで見栄えをよくことが可能です。今回は動画エフェクトについてまとめてみましょう。
【動画エフェクトって何？】
動画エフェクトとは特殊効果を撮影素材に追加することです。タイトルやシーンの切替場面、音声、映像などに使用される動画エフェクトは、動画に動きを付けてくれるのでクオリティアップにつながります。エフェクト素材はデータ量が大きいので、スペックの低いパソコンを使用している場合は利用できない場合もあります。
【動画編集に使えるエフェクトを徹底解説】
動画編集に使えるエフェクトはたくさんありますが、今回はその中でも主要な
・トランジション
・モーショントラッキング
・キーフレームアニメーション
・フィルター
・サウンドエフェクト
・テキスト
についてまとめてみましょう。
＜トランジション＞
トランジションは画面を切り替える時に使用するエフェクトのこと。シンプルなものから、複雑な動きをするかっこいいもの、キラキラしたものまでトランジションの中でも様々な種類があります。トランジションを使うタイミングとしては
・動画の雰囲気やトーンを変えたい時
・動画と動画の間をなめらかにつなぎたい時
・映像のペースを変えたい時
・時間の経過を表現したい時
・映像をより印象的に見せたい時
・特殊な映像効果を与えたい時
などがあります。
トランジションを使うと、映像のクオリティはぐんと上がりますが、使いすぎると逆効果になるので注意しましょう。
＜モーショントラッキング＞
モーショントラッキングは、フレーム全体で「指定した箇所・オブジェクトなど」を追うことができます。映像はもちろん、テキストやキャプション、クレジットにも使用することがかのうです。視聴者に違和感を与えることなく追うことができるため、多くのシーンで使われています。モーショントラッキングは、モーショントラッキング機能が搭載されたソフトで使用可能です。
＜キーフレームアニメーション＞
キーフレームとは、アニメーションやエフェクトを使用する時に必要になる値のこと。フレーム内のどこからどこまでを数値で表します。スケール、位置、不透明度、回転、アンカーポイントなどは変更できます。
キーフレームには
・直線を使ってオブジェクトを動かす「リニア」
・フリーズや一時停止の効果を作る「停止」
直線的なキーフレームに曲線を加えてなめらかに変化する「ズームイン/ズームアウト」
があります。
キーフレームを使うことで、静止したオブジェクトやテキストに関してもアニメーションにして動かすことができます。テキストをくるくるまわしたり、直線に移動したり、ズームイン・ズームアウトしたりするなどが可能です。それぞれの動きを加えたい時に、新しいキーフレームを作成すればOK。エフェクトによってはキーフレームの設定を調整することでカスタマイズが可能なケースもあります。
＜フィルター＞
写真でいうところのプリセットのようなものが「フィルター」です。
色調補正後の映像フィルムを使って、手軽にカラーグレーディングが可能です。写真フィルムのようにレトロな映像にすることもできますし、映画のように美しい映像にすることもできます。シーンによってフィルターエフェクトを組み合わせれば、映像をより魅力的に仕上げることができます。
＜サウンドエフェクト＞
サウンドチェックは、音に関するエフェクトのこと。自然音、人物音、機械音など撮影時に録音された音に追加できます。録音が難しい音をエフェクトとして追加すれば、よりリアリティのある映像になるでしょう。
＜テキスト＞
テキストやタイトルは、フォント・色・サイズなどを追加することができるエフェクトです。またテキストを動かすことでより目を引くものになるでしょう。動画に合わせてテキストや動きを入れれば、ハイクオリティな映像を作れるでしょう。”