2018
スーパーのマルエツ、働き方改革で19年元日を「休業日」に
関東地方でスーパーマーケットを展開するマルエツは10月15日、一部店舗を除いて、2019年1月1日を休業日とすると発表しました。休日の確保による生産性向上と、職場環境の改善による人手不足解消などが狙いです。19年元日に休業するのは「マルエツ」「マルエツ プチ」「リンコス」「魚悦」の全業態で、計290店舗です。対象店舗では、正社員・パート・アルバイトなど、雇用形態を問わず全スタッフが休みとなります。ただ「マルエツ 成田ニュータウン店」(千葉県成田市)など、ショッピングモール内に入居している5店舗は運営の都合上、元日も営業します。マルエツの広報担当者は「元日に休むことによる売り上げの減少は、18年12月の年末商戦に注力することなどでカバーしたい」と説明しています。「顧客の要望を聞く必要があるため正式決定はしていないが、20年以降も元日は休みにする方向で検討している。職場環境を改善することで、若手社員を獲得できれば」(同)と話しています。