子どもに持たせるスマホは「キッズ携帯」と呼ばれています。キッズ携帯は子どもの安全を守る機能がたくさん搭載されているスマホ機種です。ここではキッズ携帯についてまとめてみましょう。
【キッズ携帯とは？】
キッズ携帯には子どもの安全を守るための機能が搭載されています。防犯ブザー機能、GPSを用いて子どもの居場所を知るための機能などがあります。防犯ブザー機能を搭載しているモデルでは、子どもの危険を周囲にすばやく知らせられるかがポイントとなります。キッズ携帯の種類によっては、ブザー音を鳴らすだけではなく、保護者に利用されたことを通知したり、写真を撮影して自動的に送信したりする機能も搭載されています。
【キッズ携帯のメリットとは？】
キッズ携帯のメリットについてまとめてみましょう。
＜子どもの現在地を特定できる＞
キッズ携帯は端末にGPSが内蔵されています。このGPSは位置情報を取得するため、スマホ端末を持っている子どもの現在地を特定できます。保護者は各通信会社などのサービスを介して、子どもの居場所を確認できるでしょう。指定したエリアの出入りや、指定した時間の子どもの現在地なども知らせてくれます。
＜特定のアプリや機能を制限することが可能＞
キッズ携帯では特定のアプリやサイトなどの利用を制限できる「フィルタリング機能」を利用することができます。子どもの年齢に合った適切なフィルター強度を選びましょう。制限することで、子どもに見せたくないアダルトサイトや有害情報を含む悪質なサイトをブロックできるのが特徴です。
さらに利用時間を制限する機能が使用できるモデルも展開されています。ネット上のトラブルや使い過ぎを防ぎたい方は、制限機能を活用してみましょう。
＜基本料金が安い＞
キッズ携帯は通常の携帯料金よりも毎月の基本料金を安く抑えることができます。月額5,000円～7,000円程度かかる場合でも、キッズ携帯の料金は月額1000円以下に抑えられる会社がほとんどです。
＜家族で同じキャリア回線を使うとお得＆便利＞
キッズ携帯を持つ場合は、家族と同じキャリア回線のものを利用しましょう。同じ通信会社の家族割に加入すれば、家族間の国内通話が無料でできます。また家族間であればSMS受信だけではなく送信も無料できる場合もあります。家族とのみ連絡を取り合う場合であれば通話料が発生しないため、基本料金のみでキッズ携帯を使えることになります。
【キッズ携帯の選び方とは？】
キッズ携帯を選ぶ時はどのような点を見て決めればよいでしょうか？ここではキッズ携帯の選び方をまとめてみましょう。
＜スマホかガラケーのどちらか＞
キッズ携帯にはスマホとガラケーの２つの形態があります。スマートフォンは機能面で優れており、AndroidOSを搭載しているためGooglePlayストアでアプリをダウンロードできるのが特徴です。LINEや勉強系のアプリなどを取り込めば子どもが使いやすいようにカスタマイズできるでしょう。
インスタグラムやTikTokなどのSNSやネットトラブルが心配な場合は、アプリのダウンロードは不適切なサイト閲覧を制限するフィルター機能を使うのがおすすめです。その他GPSを使った見守り機能や、防犯ブザー機能などがついたモデルもあります。
ガラケーはシンプルで機能が制限されています。防犯機能と見守り機能に特化しているのがガラケーの特徴であり、GPSを用いた見守り機能や防犯ブザー機能などを利用できます。機能はシンプルですが、端末価格が安いので値段重視の場合はガラケーがおすすめです。
＜保護者のお下がりをキッズ携帯にするのもおすすめ＞
スマホは毎年新しい機種が登場しており、その度に機能が向上します。しかし古い端末であっても通話やインターネット、メールなど基本的ツールは利用できます。子どもに持たせるスマホを基本的な使い方に限定したい！という場合には、古い端末でも十分でしょう。
保護者が以前使っていたスマホをキッズ携帯にすれば、携帯本体を購入する費用を節約することができます。
またお下がりのスマホであれば、操作で分からないことがあってもすぐに子どもに教えてあげられるのもメリットと言えるでしょう。

格安SIMはさまざまな会社がサービスを提供しています。そのため価格だけではどの格安SIMがよいのか比較するのが難しい・・・と感じている人は多いでしょう。では格安SIMを選ぶ際にはどういったことに注目して選べばよいのでしょうか？ここでは格安SIMを選ぶ際にチェックしておきたいポイントについてまとめてみましょう。
【格安SIMの選び方フロー】
格安SIMを選ぶ際にはまずは毎月の利用GB量を考える必要があります。自分がだいたい毎月どれくらいのデータ量を使っているのかによって選ぶ格安SIMは変わってきます。目安となるのが「20GB」です。毎月のデータ使用量が20GB以下の人と、20GB以上の人では格安SIMのプランに違いが出てきます。
というのも格安SIMでは毎月のデータ利用料が20GBにしているところが多いです。そのため20GBよりももっと大きな容量が必要という場合にはさらに大きなプランにしなければなりません。
データ容量の目安が決まったら「速度」と「安さ」のどちらを重視するのかを考えなければなりません。速度と安さはどちらも重視したいポイントではありますができるだけ速さにこだわりたい方は速さ重視の格安SIMを選びます。月額使用料をできるだけ安くしたいという場合には速度などの品質よりも価格重視の格安SIMを選ぶようにしましょう。
【対応回線をチェックしよう】
格安SIMは毎月の利用料金を安くするために自社回線ではなく大手キャリアから回線を間借りしてサービスを提供しています。ただ大手キャリアにはドコモ、au、ソフトバンクがあり、すべてのキャリアから回線を借りているという格安SIMは少ないです。基本的には3社のうちのいずれかから借りている会社が多いです。そのため格安SIMを比較する際にはどのキャリアの回線を利用してサービスを提供しているのかを確認しましょう。
格安SIMはどのキャリアの回線に対応しているかで通信速度の違いが生じやすいです。また月額料金にも変動がでます。回線によって速度や料金が異なるだけではなく、使用中の端末によっては乗り換えのしやすさがスムーズであるかにも関わってくるため対応回線は必ずチェックしておきたい項目の1つです。
現在使用しているキャリアに対応している格安SIMであれば、SIMロック解除の手続きは必要なくそのまま使用しているスマホ端末を利用できる可能性が高いです。お住まいのエリアによっては対応回線が変わることで接続がしづらくなったり、速度が低下したりすることもあるため注意が必要です。
【予算内の月額料金かどうかチェックしよう】
格安SIMを契約する上で月額料金は重要な比較ポイントになります。毎月支払う月額料金が予算内に収まっているのかどうかは必ず事前にチェックしておきたいです。格安SIMでは同じデータ容量であってもそれぞれの会社によって月額料金は異なります。大手キャリアに比べると格安SIMの月額料金は安いですが、格安SIM同士で比較してみると割高に感じてしまう会社もあります。
格安SIMを比較する際には自分が1ヶ月に使用するデータ量をまずは見極めましょう。そこから利用したいプランを絞って同じ条件で最安のサービスがどこなのかをチェックしてください。