ゲーミングスマホの正しい知識と選び方

“そもそもゲーミングスマホとは、「ゲームプレイを想定して開発されているスマートフォン」のことです。
よくハイスペックスマートフォンとゲーミングスマホは同じ・・・といわれることもありますが、ハイスペックスマートフォンはスペック表のみにしぼって、他のスマートフォンより高性能という意味で用いられています。そのため、ハイスペックスマートフォンを購入したはずなのに、ゲームプレイ中の熱処理が雑であったり、ゲーム画面の録画に不向き、編集できないなどのトラブルが起きることはあります。
そんなゲーミングスマホの選び方ですが、まず「ゲーミングスマホとして紹介されているスマートフォンを購入する」ことが基本です。当たり前のように感じるかもしれませんが、なにげにゲーミングスマホをハイスペックスマートフォンと誤解して紹介しているサイトは多いため、本当に「ゲームプレイに合った機能を有している」かをチェックするようにしましょう。
そもそもゲーミングスマホには、「ゲーム映像をなめらかにするリフレッシュレートに対応している」という強みがあります。リフレッシュレートというのは60、70Hzで表記されているパソコンなどをよく見かけるかもしれませんが、パソコン、スマートフォンでリフレッシュレートは同じ意味合いで使われているため、高リフレッシュレートのものは映像表現がなめらかになる・・・という認識で問題ありません。
ちなみに、ゲーミングスマホの中でも最新モデルに該当するのか、こちらをチェックしたい場合はワイドディスプレイタイプかチェックするようにしましょう。
たとえば、人気のゲーミングスマホであれば6インチを超えるものが多く、かなり大きいものでは6.7インチなどが出ています。逆に、過去に人気のあったゲーミングスマホでは5.9インチを切るものが多いので、新旧を比較する際はサイズ差で比較するのは現代でも通用するのです。
次に価格帯をチェックするようにしましょう。
昔とは違い、今ではプロゲーマーやeゲームといった言葉があるとおりで、子どもから大人までもが本気でゲームを楽しむ時代になりました。つまり、安いスマートフォンばかりを売っている時代は過ぎ去っており、現代の主力とされるゲーミングスマホ、ハイスペックスマートフォンの多くは5～7万円の価格帯に収束しているのです。
・・・つまり、3万円の格安スマホでゲーミングスマホをうたっているものは、「それほど高性能ではない」か、もしくは「メモリやバッテリー容量に問題を抱えている」と思ったほうが無難でしょう。
これらのチェックを終えてから、続いてゲーミングスマホの核となる「CPU（チップセット）」をチェックするようにします。
CPUとは、パソコンもスマートフォンも同じ意味合いで使われているのですが、処理性能をわかりやすく示しているパーツのことです。チップセットの場合、チップセット800という風に番号が打たれているため、番号が小さいものは古くて動作も遅い・・・という認識で問題ありません。今では800番台のゲーミングスマホが圧倒的に多いため、500番台、600番台はかなり古いと思って問題ありません。
さらに、CPUには世界的なブランドも存在します。たとえば、「SnapdragonやKirin」といったチップセット搭載モデルであれば、世界最高水準のゲーミングスマホといっても過言ではありません。”2022年2月に発表されたGalaxy S22
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