ソフトバンク、「IBM Watson」日本語版の提供を開始

ソフトバンク、「IBM Watson」日本語版の提供を開始。スマホへの導入は?ソフトバンクと日本アイ・ビー・エムは18日、自然言語処理能力を持った機械学習システム「IBM Watson」の日本語版提供を開始しました。ソフトバンクと日本アイ・ビー・エムは18日、「IBM Watson」の日本語版提供に関する発表会を開催しました。「IBM Watson」は、システムの感知、学習、経験を通じて人と同じように言葉の意味を理解できるというプラットフォームです。IBMは、自然言語を理解し、人間の意思決定を支援するための「コグニティブ・コンピューティング・システム」と称しています。提供開始した日本語版では、以下の6種類のAPIを用意しているのです。自然言語分類では異なる質問でも意図や意味を理解し、ユーザーが回答を見つけ出せる製品やアプリを開発可能です。対話は 質問する人間の個人的なスタイルに合わせた会話が可能となっています。検索およびランク付けでは データのなかにある「信号」を検知して、ユーザーの情報検索の精度を向上するのです。文書変換はPDFやWord、HTMLなど異なるフォーマットのコンテンツをIBM Watsonに最適化する。「IBM Watson」自体は、主に法人に向けて提供されるものですが、コンシューマーにとってもメリットがあります。例えば、アパレル業界で導入されれば、ユーザーはIBM Watsonと「黒のジャケットが欲しい」など対話することで目当ての商品を素早く、的確に見つけることができるのです。